マンガのストーリー性で地元就職の魅力を自分事に捉えてもらう！

今回インタビューさせていただくのは、岡崎商工会議所様。地元就職の魅力を学生中心に届けるためのマンガ冊子を制作いたしました。マンガ制作は初めてだったという岡崎商工会議所様に、マンガ制作の所感や、トレンド・プロへの決め手などをお伺いしました。

－マンガを導入される前の課題はどのようなものだったのでしょうか？

岡崎商工会議所様：愛知県岡崎市は、自動車関連の製造業をはじめ、様々な産業が発展し企業の採用意欲の高い地域です。ただ、BtoB企業など、一般向けに知名度が高くない企業も多く、採用面の課題となっています。岡崎商工会議所では、地元企業の課題解決の一環として、昭和５８年から継続して企業の採用支援・地元への就職希望者向けの就職支援を行っており、就職情報サイト「OKナビ」や、合同企業説明会等のイベント運営などを通じ、出会いの場をつくってきました。

愛知県岡崎市ではもともと県内進学率が高く、地元就職意欲も高い地域であるため、潜在的に私たちのサービスを求める学生さん・求職者の方に、さらなる活用の促進を図るためのPR方法を継続的に探していました。

岡崎商工会議所様：これまでは、大学等への周知依頼や、市の広報誌や新聞・フリーペーパー等への情報掲載依頼、SNSの活用、駅等への看板の設置、新聞広告、バス内のアナウンス広告、活用企業へのポスター掲示依頼など、様々な方法でPRを行ってきました。知っていただくためには、様々な方法で繰り返し伝えることが大切だと思っています。

また、私たちが主なターゲットとする新卒者は毎年対象者が入れ変わるため、該当する年度の学生だけでなく、数年後対象者となる大学１・２年生や高校生、その家族などへの広報も重視しています。

－動画などのその他コンテンツではなくマンガを導入されるきっかけは？

岡崎商工会議所様：ストーリー性のあるマンガで伝えることで、私たちの伝えたいメッセージを、より自分事として捉えていただけると感じたためです。また、マンガは短時間で気軽に読むことができる媒体であるため、就職活動まで時間のある中高生や、就活生の親御さんなどにも楽しみながら読んでいただき、自然と地元企業に目を向けるきっかけになればと思いました。

－マンガ制作で実現したかったことは何ですか？

岡崎商工会議所様：客観的な広告宣伝としてのメッセージではなく、キャラクターの思いやセリフから、地元企業や地元就職の魅力をより主観的なメッセージとして強く伝えたいと思っていました。

－アドマンガへの決め手は？

岡崎商工会議所様：メッセナゴヤのブースで、アドマンガのことを知ったことがきっかけでした。依頼前にも、これまでの制作実績や事例を多く提示し、ご説明いただけたので、制作に向けたプロセスや完成イメージが想像しやすく、安心して発注できました。

－マンガの制作過程はいかがでしたか？

岡崎商工会議所様：打合せで私たちの思いをお伝えした後、ストーリーをご提示いただいた際、こちらからの要望だけでなく、スタッフの方が感じている地元就職の魅力など、経験談なども含めてご提案くださり、一緒に作り上げていただく感じがしました。また、地元の風景を盛り込みたいというオーダーに対しても、提示した写真だけでなく、営業担当の方が、岡崎へ足を運んで実際の場所を確認したうえでご提案いただいたり、商業施設のリニューアルなど、細かい情報やディティールにもこだわって制作いただけたことに驚きました。

－今後もアドマンガを活用したいと思いますか？

岡崎商工会議所様：機会があれば活用したいです。マンガは、若者だけでなく幅広い年齢層にキャッチーな媒体として有用だと思いました。

岡崎商工会議所（地域総合経済団体）は、地元企業と地域を元気にする応援団！就職情報室では、地元企業の強みやおもしろさを「OKナビ」やイベント等を通じて伝えます。