中期事業計画の概要と制作の背景をマンガに

~若手や他部署の社員への浸透を狙って~

日鉄エンジニアリング

日鉄エンジニアリング様の新規事業開発部門であるソリューション共創センターにて、部門の構成員に対して、中期事業計画の概要や策定の背景、目指す姿に対する理解を深めてもらうことを目的に、全28ページのマンガ冊子を製作頂きました。マンガは社内のポータルサイトでも公開され、社内の他部署・他組織の皆さんにも部門の役割や目指す姿を知ってもらえるツールとなりました。

経営層への報告資料とは違った、より理解され、印象に残る資料がほしかった

-マンガを導入される前の課題はどのようなものだったのでしょうか?

日鉄エンジニアリング様: 中期事業計画を策定してから、パワーポイント資料を使って説明会などで構成員への浸透を図っていましたが、なかなか印象に残りにくかったようで、特に入社年次の浅い若手社員や、他部署から異動してきた社員など、計画策定に直接携わることの少なかった構成員にいかに理解してもらうかが課題でした。

-マンガ制作で実現したかったことは何ですか?

日鉄エンジニアリング様: 計画策定への関わりの少なかった若手にも、計画がどのような考えで作られたものであるのかを知ってもらい、今後彼ら自身が事業戦略を考えていく上での参考になるよう、納得感を持って中期事業計画の理解を深めてもらう、ということが一番の目的でした。また、他部門に対しても、ソリューション共創センターの役割と中期事業計画をどういった意図で策定したのかという背景も、マンガを通して理解してもらえればと考えていました。

-マンガ制作で実現したかったことや目標は何ですか?

日鉄エンジニアリング様: 計画策定への関わりの少なかった若手にも、計画がどのような考えで作られたものであるのかを知ってもらい、今後彼ら自身が事業戦略を考えていく上での参考になるよう、納得感を持って中期事業計画の理解を深めてもらう、ということが一番の目的でした。また、他部門に対しても、ソリューション共創センターの役割と中期事業計画をどういった意図で策定したのかという背景も、マンガを通して理解してもらえればと考えていました。

-マンガの制作過程はいかがでしたか?

日鉄エンジニアリング様: 我々としてもマンガの制作というのは初の試みだったため、中期事業計画をマンガにするということが、最初の段階ではあまりイメージが湧いていませんでした。どういったものが出来上がるのだろうかと正直不安な部分もありましたが、ストーリーを決めていく段階で、読者の興味を引くストーリー展開や、キャラクター設定など非常に魅力的な提案を色々と配慮してもらえたのは助かったし、とてもありがたかったです。
 

反響は予想以上に大きく、構成員のアンケート結果では9割が高評価


-マンガの反響はいかがでしたか?

日鉄エンジニアリング様: 様々なものがありましたが、弊社では初めての取組だったこともあり、他部門の役員まで含めて大変な反響で、そのほとんどは好意的で、取組やマンガの内容やクオリティを高く評価してくれるものでした。

読後のアンケート調査を部門内で実施しましたが、「なんとなく理解が深まった32%」、「背景・概要が明確になった30%」、「とても学びになった25%」という、9割近くが評価する結果となりました。その他にも「共創センターの具体的な未来が見えてよかった」「共創センターの活動が全社の中でどういう位置づけになっているかが何度もわかりやすく語られていた」などポジティブな意見も寄せられました。


実際に行動を起こしてもらうという意味では、中堅層からは、もう少し踏み込んだ内容でもよいのではといった意見もありましたが、今回のメインの対象と考えていた若手社員や、他部門の社員に、ソリューション共創センターがなぜ、今回の中期事業計画を目指すのか、どういった背景で作られたものなのかということを理解してもらうにはとてもいい内容であったと思います。

今回のマンガは、今後も我々ソリューション共創センターの応援団になってもらえるものになったと心強く感じています。

日鉄エンジニアリング

1974年に当時の新日本製鐵(現日本製鉄)のエンジニアリング部門としてスタート、2006年に分社・独立した日本製鉄のセグメント会社。主な事業領域としては、製鉄プラント、環境・エネルギー、都市インフラがあり、それらセクターや、新規事業開発・事業創出部門としてのソリューション共創センター、技術開発研究所、他管理部門・共通部門にて構成される。売上 3,244億円、従業員数4,800人(2020年度・いずれも連結ベース)。

お問い合わせ

ご不明な点はお気軽に お問い合わせください

マンガで解説!サービス資料

利用企業様の事例をご紹介。 マンガ制作活用のヒントが見つかります