広告ながら読み物としておもしろいマンガに

今回お話を伺うのは、CPAエクセレントパートナーズ株式会社様。簿記や会計が無料で学べるオンラインサービス「CPAラーニング」の認知拡大・販売促進のため、全12ページの解説漫画を作成しました。一般的な広告のような、「情報の押し付け」ではなく、「読み物として面白いものを作りたい」との思いで、漫画を制作された同社。

漫画は社内でも好評で、取引先との間で話題になるなど、様々な反響が出ています。

－マンガを導入される前の課題はどのようなものだったのでしょうか？ 

サービス自体が３年前にできた新規事業で、サービス内容などをわかりやすくPRする方法が確立されていないというのが課題でした。マンガを検討する前は主にTwitterを活用し、講師や社員による文章、講義動画のスクリーンショットなどを発信していましたが、なかなか広がっていかないな、と感じていました。

－動画などのその他コンテンツではなく、マンガというツールを選択したきっかけは何でしょうか？

他社のPRマンガを見て、「とてもわかりやすいな」と思ったことがきっかけでした。私たちのサービス内容は口頭で伝わりにくいので、目で見て伝わるツールを探していたんです。

－マンガ活用で実現したかったことやターゲット層、こだわったポイントは何でしょうか？読者に求める態度変容などもございましたらお聞かせください。

ターゲットを広げたいというのが大きな目的です。当初の想定として「新人経理の方」をターゲットとしていましたが、開拓する方法がわかっていませんでした。なので、サービス内容を端的に伝え、最終的に登録者を増やしたい、という思いがありました。

－マンガ制作会社の中でトレンド・プロを選ばれた決め手は何でしょうか？また、選ばれる際に参考にした事例などがございましたらお聞かせください。

トレンド・プロのHPに「青ペン主義」というマンガがあり、それを読んで「トレンド・プロは真摯に向き合ってくれる、漫画家さんを大切にされている」と感じました。

また、他社事例を見て、幅広い表現をしていただけるのではないかと思いました。絵の上手さもありますが、ターゲットにしている新人経理＝20代の方々に見ていただけるような絵柄、表現など、いろいろなテイストにあわせて対応していただけるところも決め手のひとつです。

－マンガの制作過程はいかがでしたでしょうか？

反省点や「こうしてほしかった」ということがなく、制作過程から完成までとても満足しています。返信の速さや内容のクオリティ、修正点への正確な対応などについても、こちらの提案に対してより良くしようという気持ちをとても感じられました。
また、読んでもらう以上は「読んでよかった」と思ってもらいたい気持ちがありました。読み物としても面白いものを作りたい、一方通行のサービス紹介だけでなく楽しみも入れたい。そんな思いを形にしていただき、想像以上の出来でした。

－マンガの反響はいかがでしたか？

マンガ冊子を1000部刷って経理の方が集まるイベントで配ったところ、１時間程で全てはけてしまい、追加印刷することにもなりました。社内からも「おもしろい」という声があり、とても好評でした。取引先の会社の方にもお渡しし、対面での話題のきっかけになっています。

－今後のマンガ活用についてはどのようにお考えでしょうか？

さらなる目標や、興味のあるPR手法・媒体・コンテンツ等もお伺いできればと思います。
現在はYouTubeのショートにハウツー動画を上げていますが、今後はTikTokのようなショート動画を出していきたいと検討しています。マンガの活用という点では、作っていただいたマンガに動きを加えて動画として上げたいと考えています。
また、直接紙媒体を配布する良さも感じていますので、YouTubeやTwitterでの発信と併せて、社内外のイベントや対面などで引き続き配布していきたいと思っています。

CPAエクセレントパートナーズ株式会社

「CPAラーニング」は、2022年度の公認会計士試験の合格者606名、合格者占有率 41.6%※の実績を誇る「CPA会計学院」のノウハウを土台にした e-learningプラットフォームです。
経理部で働く方、転職・就職でキャリアアップしたい方に向けて、実務に役立つ講義を無料で提供しています。
 
※CPA会計学院合格者占有率は、令和四年公認会計士試験合格者数1,456名に占めるCPA会計学院公認会計士講座本科生論文式試験合格者の割合で算出をしています。

URL：https://www.cpa-learning.com/