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【IR】マンガで株主とコミュニケーション

【漫画化の目的】

個人株主のファン化ツール
→採用・営業に活用

【漫画のターゲット(読者)】

個人株主・就活生・お客様

【漫画の活用方法】

株主の方々への配布・採用ホームページでの公開

NECキャピタルソリューション株式会社

賃貸借契約をはじめとするNECグループの金融サービス会社。業務領域の拡大にともない、2008年11月に「NECリース」より社名変更



マンガで株主とコミュニケーション

年に2回、いわゆるIRを目的として個人株主様に事業内容をご紹介するための冊子を制作していただいています。

この冊子を作る前は、株主様との主なコミュニケーションは事業報告書によって行っていました。しかし、事業報告書は専門用語が多用されるせいで内容が難しく、また弊社の事業内容の固さもあいまって、どうしてもわかりにくいものになってしまいます。そこで株主様とコミュニケーションを取る機会を増やすと同時に、よりわかりやすく事業内容を紹介するためにマンガを使うことに決めたわけです。

トレンドさんとのお付き合いはもう5年ほどになりますね。おかげさまで冊子は好評で、すでにシリーズで9作を制作しています。マンガという表現手段はものごとを非常に分かりやすく伝えます。そのために、制作を進めていくにあたってこちらの頭の中も整理する必要があり、私自身も非常に勉強になっています。パンフレットを見ただけではわからなかったスキームの細かい点などが制作を通じて理解でき、「こんなこともできるんだ!」と驚くこともしばしばありますよ。

事業内容をわかりやすく描いたこのマンガは、採用HPにてリクルート用にも活用させていただきました。

会社の特色を出したストーリーのマンガ制作

マンガを制作にあたって面白くもあり、大変でもあるのがやはりストーリーの制作ですね。テーマにはなるべく当社の特色が表れた事業を選ぶように気をつけています。

例えば、Vol.6で紹介した、動産(商品や材料など)を担保に融資を行うという「ABL」というサービスは、資産査定などにおいてメーカー系リース会社である当社の強みがうまく表現できるテーマだったと思います。

シリーズを通じてマンガを描いていただいている漫画家の「まがみばん」さんの絵柄は、癖がなく幅広いそうに受け入れられるタッチだと思いますので満足しています。当社の主な株主にはご高齢の方が多いですから、あまり尖ったタッチのものは嫌われてしまいますしね。当社の社風ともマッチした絵だと思います。

今後お付き合いをしていく上での要望を強いてあげるとすれば、レスポンスを早くしていただくということですかね。これは今が遅いというわけではないのですが、限られた時間で制作を進めていく以上、お願いしたことを素早くやっていただくということは重要だと思います。あまり他所の会社でマンガを使うということはないようですし、これからも当社の魅力を伝えるためにマンガを使っていきたいですね。


担当スタッフの企画意図

形のない金融サービスをイメージしやすいように、漫画家さんと相談しながら表現を工夫しています。
担当:三好裕紀(トレンド・プロ)


トレンド・プロ_マンガ制作部
トレンド・プロ_マンガ制作部
8,000件以上のマンガ制作を担ってきたトレンド・プロのマンガ制作部です。ビジネスコミック、プロモーション用のマンガ制作、マンガ広告、社員教育用のマンガ制作など多様なニーズにこたえるマンガ制作の編集を担っています。