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Z世代への訴求にはマンガ広告が最適!琴線に触れる作品づくりのコツとは

Z世代という言葉は、日々様々なメディアで目にするようになりました。
「Z世代」とは、1990年代半ばから2010年代に生まれた世代を指します。彼らは幼い頃からインターネットを使いこなし、SNSとの親密な関係を築いています。彼らの心を掴むのは、感情豊かさや身近さ、そして“エモさ”です。そのため、SNS上でのマンガやイラストを活用することが効果的です。


この記事では、Z世代の特徴や、なぜマンガやイラストが彼らに効果的に訴求するのかについて詳しく解説していきます。


Z世代とSNS

さまざまなSNSを使いこなすZ世代。彼らはどんな考えを持ち、なにを求めてSNSを利用しているのでしょうか?
ここではまずZ世代の特徴、そして彼らとSNSとの関係についてご説明します。


■Z世代の特徴とは?

Z世代の大きな特徴はなんといっても、デジタルネイティブであるということ!
物心ついた頃からインターネットが身近に存在していたZ世代にとって、情報収集はネットで行うのが当たり前なのです。


また、Z世代の消費行動の大きな特徴が”体験消費・参加型消費”です。旅行やイベントを通して、仲間と時間を共有することを重視する傾向があります。
さらに、沢山のコンテンツに溢れ、時間がいくらあっても足りない日々を生きる中で、コストパフォーマンスを重視するのも特徴です。


そこでキーワードとなるのが、感情を揺さぶる“エモさ”、手の届かない存在ではなく“親近感”。商品のコンセプトに共感したり、好きなインフルエンサーが使っているから買う、という選択が多いようです。


「若者の〇〇離れ」とはよく言われますが、自分自身が価値を見出しているものにはお金を使うのがZ世代なんですね。


■Z世代の95%以上がSNSユーザー!

インターネットやスマートフォンを利用するのが当たり前であるZ世代。
そんな彼らを語るうえで欠かせないのが、SNSの存在です。
マーケティングリサーチを行う企業の調査によると、なんとZ世代の95%以上がSNSユーザー!複数のSNSを利用し、仲間との交流や暇つぶしだけでなく商品・サービスを購入する際の情報収集にSNS広告をきっかけに購入することも、彼らにとっては普通なのです。
※参考
https://union-company.jp/media/z-generation-sns-compatible/#zsns

このことから、Z世代にはSNSを使った訴求が非常に有効であることがわかります。

では、具体的にどのような施策が彼らに“刺さる”のでしょうか。
ここからは事例をもとに、Z世代に対するSNSを活用したアプローチ方法を見ていきます。


“エモい”動画が話題に!『サントリーほろよい』 〜マンガ広告/アニメ/イラスト事例①〜

まずご紹介するのは、サントリーのアルコール飲料『ほろよい』。2022年より商品メッセージやCMを一新し、『ほろよい』を飲みながら過ごす心地よい時間や空間を表現した動画がZ世代にも大ヒットしました。
その反響は大きく、公式X(旧Twitter)では関連する投稿で42.5万以上のRT&いいねを記録。トレンド入りも果たすなど、SNSでいかに話題となっていたかがわかります。
思い思いの時間を過ごすお供に『ほろよい』を。
どこかノスタルジックだけどスタイリッシュな“エモい”イラストを活用した利用シーンの提案が、Z世代の共感を生みました。


企業とインフルエンサー漫画家がタッグ!『リーゼ ナチュラルカラークリエイター』 〜マンガ広告/アニメ/イラスト事例②〜


SNSプロモーションにマンガが活用された例としてご紹介するのは、花王のヘアカラー剤『リーゼフォーメン ナチュラルカラークリエイター』。作画はインフルエンサー漫画家さんが担当しました。
商品の特徴を短ページのマンガに組み込み、さらに堅苦しくないセリフ回しと適度なギャグ要素で、ターゲットであるZ世代の男性の共感を獲得しました。
マンガ広告が公開されたXでは、購入を検討する声やマンガの感想、同じようなエピソードの経験といった声が多数寄せられました。マンガ広告による商品認知拡大の成功例といえるでしょう。


豪華声優とハイクオリティな世界観が話題!『京セラ発オリジナルアニメ』 〜マンガ広告/アニメ/イラスト事例③〜

情報通信からエネルギー、医療まで、幅広い分野の事業を展開する京セラ。Z世代向けのオリジナルアニメーションを公開し、大きな話題を呼んでいます。
大人気声優や漫画家、アニメーターなど錚々たるメンバーが制作に参加!約5分間の短編アニメとは思えないほどのハイクオリティな作品となっており、第一弾の動画は現在までに600万近い再生数を記録しています。
ストーリーの軸である「誰かのため」という言葉は、京セラの行動指針に基づいたもの。そんな京セラならではのメッセージを、理想と現実とのギャップや将来について思い悩むZ世代に向けてわかりやすく発信した事例です。


SNSで反響大!『ユニ・チャーム マスクなしで恋なんてできない』 〜マンガ広告/アニメ/イラスト事例④〜

最後にご紹介するのは、ユニ・チャーム『小顔にみえマスク』です。少女マンガ風のプロモーションマンガを制作し、LINEで公開しました。
機能面はもちろんのこと、クレイジーな展開や、マスクに着想を得たコーディネートなど、ツッコミどころ満載のこちらのマンガ広告。公開直後からSNSには続々と反響が寄せられました。
スキマ時間に読める「Webtoon」形式のマンガであることが、コスパ重視のZ世代にウケた理由のひとつ。さらに、マスクを外せない若者も実際に増えていることから、内容に共感したZ世代もいたのではないでしょうか。
弊社トレンド・プロが提案するWebtoon型企業向けPRコンテンツ「Biztoon」の好事例として挙げられます。


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本記事では、Z世代に刺さるSNS投稿についてお伝えしました。


溢れる情報の中から、自分自身の価値観で「好き」を見つける能力に長けている一方で、先行きが見えない将来に悩むことも多いZ世代。
そんな彼らの琴線に触れるためには、エモさや親近感・コストパフォーマンスといった視点が大切であること、また、マンガやイラストを利用することで、より効果的に訴求できることがおわかりいただけたと思います。


いまや流行や消費の中心であるZ世代ですが、彼らの心に届くアプローチをするためには、これまでとは異なる手法や発想が必要です。
弊社ではZ世代について日々リサーチし、彼らの最新ニーズや消費行動にマッチした作品づくりに活かしています。
マンガやイラストを使ったSNS投稿をご検討の方は、ぜひトレンド・プロへご相談ください!

トレンド・プロ_マンガ制作部
トレンド・プロ_マンガ制作部
10,000件以上のマンガ制作を担ってきたトレンド・プロのマンガ制作部です。ビジネスコミック、プロモーション用のマンガ制作、マンガ広告、社員教育用のマンガ制作など多様なニーズにこたえるマンガ制作の編集を担っています。