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有名作品やアニメとのコラボで生まれるメリットとは?〜マンガ広告事例も多数ご紹介!〜

有名作品とコラボした広告は、テレビや商品POP、屋外広告など日常生活の様々な場面で目に入ってきますよね。
大手企業や官公庁・自治体などを中心に、有名作品コラボPRは近年ますます増えており、中には年間20億円以上の経済効果を生み出した事例もあるようです。


この記事では通常のPR・タイアップ施策の課題と有名作品コラボのメリットについて解説しつつ、事例や企画のポイントを紹介していきます。


有名作品コラボで解決!通常のPR・タイアップ施策が抱える課題

■インパクト不足


WEB・SNS・動画・冊子・ポスターなど、様々な媒体でのPR・販促物がありますが、かなりオリジナリティのある企画や著名人とのタイアップなどの工夫を凝らさない限り、認知向上させるだけでも一苦労ではないでしょうか。
もちろん先鋭的な企画で話題化に成功することもありますが、毎回狙ってヒットを生み出すことはやはり難しいかと思います。


■炎上リスク


話題化を狙った著名人やインフルエンサーとのタイアップ企画も数多く存在しますが、近年ますます炎上リスクが高まっており、大企業などはより慎重にならざるを得ない状況となっています。
このようなリスクを軽減しつつ、効果の高い施策を企画することは広報・マーケティング担当者にとって大きな課題になっていると言えるでしょう。


有名作品コラボPRのメリット

上記2つの課題を同時に解決できるのが、今回ご紹介する有名作品コラボPR企画です。
ターゲット層に合った有名作品とコラボすることで、数百万~数千万の作品ファンへ認知拡大することができ、炎上リスクも少ないため、近年は大企業・官公庁からもますます注目を集めています。


では、実際にどのようなコラボPRが実施されているのでしょうか?
ここからは、最新の有名マンガ・アニメコラボ事例を紹介していきたいと思います。


有名作品・マンガ広告事例① 東京リベンジャーズ×内閣府政府広報

「東京リベンジャーズ」は累計発行部数6500万部を誇り、アニメや実写映画化によってメディアの注目を集めた作品です。
そんな大人気作品と政府広報がコラボし、成人年齢引き下げに伴うキャンペーンが展開されました。


キャンペーン動画では、成人になる際の注意点や心構えが新たに収録され、渋谷の駅構内には袴姿の主要キャラクターが広告に登場。友情と運命をかけたストーリーが人々を魅了し、「東リベ」は「ヤンキー」たちを主人公にした作品と政府の意外なタイアップが話題となり、多くのメディアで取り上げられました。


有名作品・マンガ広告事例② ゴルゴ13×日清焼そば×シャウエッセン

人気マンガ「ゴルゴ13」と、食品メーカーの日清食品、日本ハムが驚きのコラボを実現!
主人公のデューク東郷がひらひらエプロンを身に纏い、日清焼きそばとシャウエッセンのコラボ料理を堂々と披露します。
シンプルでわかりやすい調理法ながら、両者の味わいを存分に楽しめる一品。そして、ハードボイルドなデューク東郷が意外なほど料理に興じる姿が注目を浴びました。


セリフやビジュアルにインパクトがあり、マンガファンだけでなく、独り身の男性や手軽に食事を済ませたい人々から大きな反響を呼びました。
X(旧Twitter)でのキャンペーン投稿はリポスト(旧リツイート) 14,334、いいね 2,411を記録し、動画再生回数も52,421回に達し、SNS上では「作ってみた!」という投稿も多く見受けられ、まさにUGC効果も発揮したPRとなりました。


有名作品・マンガ広告事例③ あしたのジョー×天才バカボン×JT

JT(日本タバコ産業株式会社)は、数々の印象的な広告を生み出してきました。
その中でも、喫煙者向けにマナーやルールを啓蒙するCMでは、お笑い芸人千鳥の大吾さんに加えて、「あしたのジョー」「天才バカボン」といった有名作品のキャラクターが登場しました。
キャッチコピーは「スーシャルディスタンス」。このフレーズは、コロナ禍で広まった「ソーシャルディスタンス=社会的距離」をもじり、喫煙者と非喫煙者との距離を適切に保つ必要性を訴えています。


JTが取り組む難しい課題は、社会的に嫌煙の風潮が高まる中で、“喫煙者と非喫煙者の共存”です。このCMは、動画再生数が累計2,989万回に達し、マンガの特性を活かしたコミカルな表現が成功した例と言えます。


有名作品・マンガ広告事例④ 転生したらスライムだった件×UHA味覚糖

    

最近、アニメやマンガで頻繁に見かけるようになった「異世界転生」ジャンル。このジャンルの火付け役として有名な作品「転生したらスライムだった件」とUHA味覚糖がコラボした商品が発売されました。
商品名は、「転生したらコグミだった件」。主人公であるサラリーマンがスライムに転生した姿を再現した小粒グミと、キャラクターがデザインされたパッケージが多くのファンの注目を集め、SNS上では「コンビニで見つけた」「買った」といった報告が相次ぎました。


作中の設定と連動した商品や、ファンの心理に訴える要素が詰まったコラボ商品と言えます。


有名作品・マンガ広告事例⑤ 初音ミク×札幌市

「初音ミク」の北海道のバージョンとして親しまれる人気キャラクター、「雪ミク」。彼女は、人気イベント・さっぽろ雪まつりで初登場以来、北海道各地で様々なキャンペーンや企業とのコラボを展開してきました。
そして、2022年には札幌市制100周年記念事業のPRアンバサダーに就任しました。
キービジュアルでは、札幌出身のお笑い芸人・錦鯉の長谷川雅紀さんと共演し、特設サイトでは札幌を「推す」著名人と共に、その魅力を紹介しています。


「雪ミク」は北海道のPRキャラクターとして市民に親しまれており、現実世界と仮想世界の垣根を取り払ったコラボが実現しました。


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本記事では、通常のPR・タイアップ施策の課題と有名作品コラボのメリット、さらに事例や企画のポイントまでご紹介いたしました。


上記の事例の他に、弊社トレンド・プロも島耕作や北斗の拳、進撃の巨人、サラリーマン金太郎、ゴルゴ13など、様々な有名作品コラボPRをプロデュースしています。
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