SNS広告のトレンド〜SNSでマンガ広告が好まれる理由とは?〜
近年の日本のユーザーは1億人以上と言われているほど、商品やサービスの認知を広めたい企業にとって見過ごせない市場となっているのが、「SNS」です。
そこで今回は、SNS広告の幅が広がり続けている今だからこそ、SNS広告のトレンドやそもそもSNS施策を行う上で活用すべきコンテンツについて解説いたします!
近年のSNS広告におけるトレンド
■トレンド① 広告への拒否感の高まり
画像引用:「2022年インターネット広告に関するユーザー意識調査「定量調査」結果」一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)より
SNSを含むインターネット広告への拒否感が高まっており、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会が発表したインターネット広告に関する意識調査によると、「しつこい/不快」「邪魔な/煩わしい/うっとうしい」といったマイナスなイメージが全体の35%前後を占める結果に。
さらに、「いかがわしい/怪しい」「誤解を招く/虚偽感のある」イメージも20%前後となっています。
■トレンド② 広告が“嫌われている”時代こそ、重要性が増す「UGC」
広告への嫌悪感が高まる中、信頼できる情報として生活者の間で重要性が高まっているのが、非広告コンテンツである「UGC」であると言われています。
UGCは、いわば「SNS上でのリアルな口コミ」です。
例えば、自分が知りたい情報をハッシュタグを活用してInstagramやXの中で検索したり、その口コミを後押しとして購入を決定したり…そのような生活者は増加しているという調査結果が出ています。
つまり、生活者にとってUGCが広告よりも信頼しやすく、商品購入やサービス利用のきっかけを作るコンテンツだと言えます。
SNS施策にマンガ広告を活用するメリット
SNS施策にマンガを活用するメリットは多々ありますが、その中でも特に大きな特徴は以下の3点です。
★拡散力が高く、UGC増加につながる!
SNSはエンタメとして楽しめるマンガと相性がよく、多くの人に見てもらいやすいため、そのマンガを読んだ人が拡散してくれることにより、さらに多くの人へのリーチが期待できます。
また、ユーザーからエピソード投稿を募集してマンガ化する等、よりUGCが増えるキャンペーン施策も実施可能です。
★情緒的価値を伝えられる!
絵とセリフによって、写真だけでは伝えにくい商品・サービスの詳細な魅力を届けられ、ストーリーによって自分の生活がどう豊かになるかをイメージしやすくなります。
★反響が大きい!
短いながらも笑えたり、エモさがあったり、学べたり…多種多様に読者の感性をくすぐるマンガはターゲットに共感されやすいという特徴があります。そのため、拡散され話題となり、反響が大きくなりやすい傾向にあります。
また、SNSでフォロワーの多い作家に依頼すると、より反響UPが期待できます。
そもそもSNSでマンガ広告が好まれる理由とは?
トレンド・プロが2023年に実施した調査によると、男女別で「最も見たいSNS広告の形態」によると、女性は「マンガ広告」が41%と最も高く、男性は「動画広告」が50%と最も高い結果になりました。男性も「マンガ広告」が動画広告に次いで25%と、マンガ広告が好まれる広告の形態として人気が高いということが読み取れます。
※トレンド・プロ「Twitter/Instagramメインユーザーが最も見たくなるSNS広告はマンガ」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000039939.htmlより
また、マンガ広告が最も見たくなる理由として、最も多かった声は「ストーリー性があるから」、2番目に多かったのは「内容が理解しやすいから」でした。ストーリーに共感しながら、商品やサービスのポイントを自然と理解できるのも、マンガ広告の特徴の一つです。
SNSマンガ広告の事例をご紹介!
ここからは、トレンド・プロが担当したSNSマンガ広告の事例をピックアップしてご紹介いたします!
①クライアント:シャープ株式会社様
■マンガ導入前の課題
自動調理器具のパイオニアである「ヘルシオ ホットクック(以下、ホットクック)」。
しかしながら、近年は他社製の安い製品が発売されるようになり、それらと差別化を図るのが難しいという課題が。
■マンガ制作内容
漫画家自身の製品使用体験談と、ユーザーからX上で集めた製品使用エピソードを用いて4コママンガを計12本制作し、
Instagramと特設サイトで公開しました。
マンガを描いていただいたのは、Instagramで育児絵日記を公開し人気を集めるインフルエンサー漫画家・ぴよととなつきさん。
自身も以前からホットクックを利用されていたということもあり、
リアリティのあるエピソードが共感を呼ぶマンガとなりました。
■導入後の反響
従来のプロモーションと比べ約半分のコストで、サイト誘導数は2桁成長という結果に!
社内からも「面白い」「わかる〜!」という声が多く挙がりました。
②クライアント:パナソニック株式会社様
■マンガ導入前の課題
20〜30代の女性層に、共感できるマンガをフックに電動歯ブラシのよさをPRしたい!
■マンガ制作内容
「あるある」マンガで人気のインフルエンサー漫画家・すれみさんを起用し、
2ページマンガを計3本Twitterにて公開しました。
併せて商品の公式WEBサイトにも掲載!
■導入後の反響
通常のインフルエンサー投稿の4倍以上のエンゲージメント率を達成!
あるあるネタが共感を呼び、多くのいいねやリツイートが発生しました。
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いかがでしょうか。
本記事では、SNS広告のトレンドから、SNSでマンガ広告が好まれる理由、さらに実際に反響が大きかったSNSマンガ広告事例をご紹介しました。
また、今回ご紹介した事例以外にも、弊社には多数の実績がございます。ご相談いただければ、過去の制作実績10,000件の中からお客様のお悩み解決に近いマンガ活用事例をご紹介いたします。
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