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「知覚品質」とは?商品・サービスのブランド力向上を支援するマンガ制作事例3選


商品やサービスの品質を高めるためには、単に技術的な品質を向上させるだけではなく、消費者にどのようにその価値を感じてもらうかが重要です。
これを「知覚品質」と呼びます。
知覚品質は、実際の機能や性能以上に、消費者がその商品やサービスに対して抱く感覚や評価に基づいています。


そのため、消費者が直感的に「この商品は良いものだ」と感じられるように、視覚的なコミュニケーションは欠かせません。
ここで注目されるのが、マンガ制作です。マンガは、その特有の表現力で、商品やサービスの特徴を視覚的かつ感情的に伝えることができます。
では、どのようにしてマンガが知覚品質を向上させ、ブランド力を強化するのでしょうか?
本記事では、そのポイントと実際にマンガをご活用いただいた事例をご紹介します!


「知覚品質」とは?

知覚品質は、“顧客が商品やサービスに対して抱く印象や価値観”を指します。物理的な品質と異なり、消費者の主観によって左右されるため、マーケティング戦略において非常に重要な要素となります。
例えば、同じ品質の商品でも、消費者がそのブランドに対して高い評価を抱く場合、より高価格でも購入されやすくなります。


この知覚品質を高めるためには、製品やサービス自体の品質向上に加え、その価値をわかりやすく、かつ感情に訴えかける形で消費者に伝える必要があります。そこで、視覚的なコミュニケーションが大きな役割を果たします。


マンガ広告が知覚品質に与える影響

マンガは、キャラクターやストーリーを通じて商品やサービスの特徴を自然に伝えることができ、消費者に強い印象を残します。これが知覚品質の向上に直結する理由です。
以下に、マンガ広告がどのようにして知覚品質に貢献するか、3つの要素を解説します。


1.視覚的な理解の向上


マンガは、商品やサービスの使い方や利点を視覚的にわかりやすく表現することができます。特に、複雑な機能を持つ商品や専門的なサービスにおいて、マンガのストーリーテリングを通じて説明することで、消費者が直感的にその価値を理解しやすくなります。これにより、消費者が製品やサービスに対してポジティブな印象を持ちやすくなり、知覚品質の向上につながります。


2.感情的なつながりの強化


マンガは感情に訴える力を持っています。キャラクターや物語の中で、読者が共感できる要素を取り入れることで、商品やサービスへの親近感が生まれます。この感情的なつながりは、ブランドへの信頼感を高め、消費者がその商品やサービスを選ぶ理由となります。結果として、知覚品質が高まり、ブランド力の向上に寄与します。


3.ブランドメッセージの一貫性


マンガを活用することで、ブランドメッセージを統一したトーンで発信できます。キャラクターやストーリーを通じて、企業のビジョンや価値観を一貫して伝えることで、消費者はブランドに対して信頼を持ちやすくなります。統一感のあるビジュアルとメッセージが、ブランドのイメージを確立し、知覚品質の向上に貢献します。


マンガ制作で知覚品質向上を後押し!

マンガ制作により、商品やサービスの特性を視覚的かつ感情的に伝えることで、消費者がその価値をより強く感じるようになります。
特に、視覚的な情報は人々に強い印象を与え、記憶に残りやすいという特性があります。消費者が商品やサービスを目にした際に「このブランドは信頼できる」「この商品は高品質だ」と感じることができれば、知覚品質が向上し、ブランドの競争力が高まることは間違いありません。


以上のように、マンガ制作は知覚品質の向上において非常に有効な手段であると言えます。


ここからは、実際に知覚品質を向上させたマンガ制作の成功事例を3つご紹介します。


【知覚品質向上!マンガ制作例①】シャープ株式会社様

■マンガ制作前の課題


自動調理器具のパイオニアである「ヘルシオ ホットクック(以下、ホットクック)」。
しかしながら、近年は他社製の安い製品が発売されるようになり、それらと差別化を図るのが難しいという課題が。


■マンガ制作概要


漫画家自身の製品使用体験談と、ユーザーからX上で集めた製品使用エピソードを用いて4コママンガを計12本制作し、
Instagramと特設サイトで公開しました。
マンガを描いていただいたのは、Instagramで育児絵日記を公開し人気を集めるインフルエンサー漫画家・ぴよととなつきさん。
自身も以前からホットクックを利用されていたということもあり、
リアリティのあるエピソードが共感を呼ぶマンガとなりました。


■導入後の反響


従来のプロモーションと比べ約半分のコストで、サイト誘導数は2桁成長という結果に!
社内からも「面白い」「わかる〜!」という声が多く挙がりました。


【知覚品質向上!マンガ制作例②】味の素ヘルシーサプライ株式会社様

■マンガ制作内容


「AjiPro®-L」 乳牛用リジン製剤の製品紹介マンガ広告とマンガ動画を制作しました。
なぜ、乳牛の出産前後にはアミノ酸が必要なのか、専門知識のない方でも理解できるよう、
クスッと笑えるギャグを交えた内容となっています。
さらに、開発過程での苦難や努力も伝える構成となっており、商品の知覚品質向上に貢献しています。
また、マンガ動画は4分程度で気軽に見ることができる構成となっており、楽しく製品の魅力を知ることができます。


【知覚品質向上!マンガ制作例③】山崎製パン株式会社様

■マンガ制作内容


長年愛されている山崎製パン様の「薄皮ミニパン」のリニューアルを記念して、4コママンガを計3本制作しました。
また、そのマンガを基に店頭POPやYouTube動画も制作し、
様々な媒体でご活用いただきました。
豊富な種類があり、かつさまざまなシーンで気軽に食べられる薄皮ミニパンの魅力が伝わる内容となっています。


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