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SNS時代のファンマーケティング|拡散される“愛されブランド”のつくり方

SNS時代に“ファン”が企業の成長を左右する理由

SNSの普及により、企業の情報発信環境は大きく変化しました。かつては企業が一方的にメッセージを発信し、生活者がそれを受け取る構造でしたが、現在は情報発信の主導権が生活者側に移っています。どれだけ広告を出しても、生活者が「信じたい」「応援したい」と感じなければ、その情報は広がりません。

その一方で、好きなブランドや企業について自発的に発信し、周囲に広めるユーザーは確実に増えています。SNS上では、企業やサービスを「推す」文化が根付きつつあります。

このような背景から注目されているのが「ファンマーケティング」です。ファンマーケティングとは、商品や価格だけで競争するのではなく、共感や信頼、継続的な関係性を軸にブランドを育てていく考え方です。

本記事では、SNS時代におけるファンマーケティングの特徴や、企業が取り組むべき具体的な施策、成功のポイントについて整理していきます。

SNS時代におけるファンマーケティングの特徴とは?

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SNS時代のファンマーケティングには、従来のマーケティングにはない特徴があります。

1.拡散力の高さ

ファンによる投稿は、時として企業広告以上の影響力を持ちます。実体験に基づく「この商品が好き」「この企業の姿勢に共感した」という声は、広告よりも信頼されやすいという性質があるため、自然に拡散されやすい傾向があります。

2.熱量の可視化

SNSではいいね・コメント・シェア・UGC(ユーザー生成コンテンツ)といった反応により、ファンの熱量が数値や行動として可視化されます。これらは、ファンの存在を把握し、関係性を深めるための重要な指標になります。

3.共感市場の拡大

SNSでは「何を買うか」だけでなく、「なぜそのブランドを選ぶのか」という背景やストーリーが重視されます。共感を獲得できるブランドは、価格競争に巻き込まれにくくなります。

4.個人発信力の強大化

SNSで影響力を持つユーザーというとまずインフルエンサーが思い浮かぶかもしれません。しかし、ファンマーケティングで重要なのはインフルエンサーだけではありません。一般のユーザー一人ひとりが情報発信者となり、企業評価に影響を与える存在になっています。

このように、マーケティングの軸は「企業中心」から「生活者中心のファンマーケティング」へとシフトしています。

ファンマーケティングがSNSで効果を生む理由

ファンマーケティングがSNSで効果を生むことには、以下のような明確な理由があります。

◾️感情価値を共有しやすい

SNSでは、画像や動画、マンガといった表現手段を活用することで、ブランドの世界観や想いを直感的に伝えられます。機能や価格では伝えきれない感情価値を共有しやすい点が大きな強みです。

◾️UGCが自然に生まれやすい

SNSは、ファンが自らの「推し」を発信しやすい場です。自発的に生まれたUGCは企業発信よりも信頼性が高く、ファンマーケティングの効果を高めます。

◾️ファン同士のコミュニティが形成される

ハッシュタグやコメント欄を通じて、ファン同士が交流し、共感が連鎖していきます。このコミュニティの存在が、ブランドへの愛着をさらに強めます。

◾️ファンが第三者の口コミメディアになる

企業が発信する情報よりも、ユーザーの声の方が信頼される傾向があります。ファンは、最も信頼性の高い第三者メディアとして機能します。

企業が取り組むべきファンマーケティング施策

キャラクターやストーリーの活用

企業やブランドに人格や物語を持たせることで、ユーザーは感情移入しやすくなります。キャラクター投稿やストーリーマンガは、UGCの創出や拡散につながりやすい施策です。

秋田県は策定した中小企業応援施策の一部として、県内中小企業の活動を象徴するキャラクター「がんばっけさん」を制作。商工会・産業団体とのコラボレーション施策などに活用されています。

ユーザー参加型企画の実施

投票企画やハッシュタグキャンペーン、投稿募集企画は、ユーザーに「ブランドづくりに参加している」という感覚を与えます。この参加体験が、ファンの熱量を高めます。

学習塾検索サイト「塾選」を運営する株式会社DeltaXは、マスコットキャラクターの「ペンだるちゃん」の壁紙をプレゼントするキャンペーンを実施しました。「受験生を応援しています」という企業からのメッセージを伝えられ、またユーザーがアクションを起こした結果手に入れられる仕組みにしたことで、よりエンゲージメントが高まるようになっています。

SNS限定のコミュニケーション設計

裏話や担当者の素顔、キャラクター口調での投稿など、SNSならではの発信は親近感を生みます。人は情報そのものよりも、人柄や世界観にファンになります。

乳製品メーカー「チチヤス」のSNSは、公式マスコットキャラクター「チー坊」がSNSに投稿しているという世界観で運営されています。チー坊が会社に届いた年賀状を紹介したり、企画会議に参加する姿を発信することで親しみやすさを高めています。 

既存ファンをVIPとして扱う

限定コンテンツやライブ配信、限定グッズなどを通じて、既存ファンとの関係性を深めることが重要です。SNS時代のファンマーケティングでは、「深いファン」を育てる視点が欠かせません。

「企業のLINE公式アカウントを追加すると、オリジナルのキャラクタースタンプがもらえる」という施策は、今では一般的なものですが、これも既存ファンをVIP扱いしている施策の1つといえます。

インフルエンサーとの共創

単なる広告起用ではなく、ブランドの価値観に本気で共感しているインフルエンサーと共創することが重要です。熱量の一致が、成果を大きく左右します。

アパレルメーカーの「ワークマン」では、同社の熱心なファンを「製品開発アンバサダー」として起用し、ともに商品開発を行っています。この事例は多くのメディアに取り上げられ、インフルエンサーとの共創施策を象徴する事例となっています。

トレンド・プロが提供するインフルエンサー漫画家コラボ施策【ブログへ】

SNS時代にファンマーケティングを成功させるポイント

ファンマーケティングを成功させるためには、以下の点が重要です。

  • 単発ではなく、継続的に運用すること
  • 投稿デザインやトーンを統一し、ブランドの世界観を明確にすること
  • ファンの声を拾い、企画や改善に反映すること
  • 短期的な売上よりも、長期的な関係構築を優先すること
  • マンガやキャラクターを活用し、共感を視覚的に伝えること

ファンマーケティングは即効性のある施策ではありませんが、積み重ねることで強力な資産となります。

SNS時代のファンマーケティングは企業の成長資産

SNSが普及した現代において、ファンの支持や投稿は企業にとって最も価値のある無形資産です。

共感と関係性を築くことで、広告費に依存せずにブランドを成長させることができます。

「ファンマーケティング×SNS」は、大企業だけの戦略ではありません。むしろ、小さな企業やチームでも実践できる、非常に強力な成長戦略です。

トレンド・プロでは、マンガ活用を起点として企業様のファンマーケティングを支援しております。気になる方はぜひお気軽にご相談くださいませ!

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