写真や文章ではなかなかイメージしづらい事業を学生にわかりやすく説明するツールとしてマンガを制作されたヴィッツ様。自社の提供する自動運転などの技術を、近未来の舞台設定の中で紹介するマンガを制作しました。企業概要などの会社紹介も盛り込み、イベントなどで配布しやすい冊子にしました。
今回のマンガで紹介しきれなかった別事業についてもマンガにしたいとおっしゃっていただいているヴィッツ様に、マンガ制作の所感を伺いました。
ヴィッツはこんなことを手掛けてきました
■自動運転の実現に向けた仮想化環境の構築
自動車業界では、2020年を目標に自動運転技術の実用化に向けた取り組みが進んでいます。各社の競い合いが続く中、大きなポイントとなっているのが、車載カメラによる画像認識や物体見地のためのセンサー技術です。その技術試験をすべて道路の上で行うのは大変な労力がかかりますが、私たちが開発している「仮想化環境」の技術を使えば、コンピュータ上で、自動車まるごと1台のシミュレーションを行うことができます。自動車の進化に欠かせない技術が、いま、私たちの手で作られています。
■車載OSの自社開発・オープンソース化
皆さんは、スマートフォンやPCと同じように、自動車にもOS(Operating System) が搭載されているのをご存知ですか?この自動車用OS、自社開発をしているのは世界に10社ほどしかありません。実は当社は、純国産でOS開発に取り組んでいる数少ない企業のひとつ。開発成果の一部をオープンソースのソフトウェアとして公開していることも、世界に類を見ない取り組みです。オープンソースとは無償公開することなので直接的に利益は生まれませんが、このOSを利用する企業や人が増えるほど、「うちの製品用にカスタマイズしてほしい」「自社の開発を手伝ってほしい」という新たなニーズが生み出されています。
■機能安全に基づいた製品の開発、サービスの提供
近年の産業製品の開発では、安全性が重視される傾向にあります。 故障しない機械製品はなく、またミスを犯さない人間もいない以上、「万一問題が起きたときにも、いかに安全性を確保するか」ということを考えて製品を設計することが、人々が安心して利用するうえでの最重要課題となるわけです。このような考え方を「機能安全」と呼びますが、当社は、自動車に搭載される電子製品の安全設計に関する国際規格「ISO26262」の認証を、世界で初めて取得いたしました。現在では、規格に適合した製品が世の中に一つでも増えるよう、安全分析や開発支援などのサービスを、様々なメーカーに提供しております。
ご不明な点はお気軽に お問い合わせください
利用企業様の事例をご紹介。 マンガ制作活用のヒントが見つかります
© Trend-pro Inc. All Rights Reserved.