【サービス紹介】海外の子どもたちにゲームの楽しみ方をマンガで伝える
【漫画化の目的】
海外の子どもたちにゲームの楽しみ方を理解してもらうため
【漫画のターゲット(読者)】
海外(アジア地域)の子ども
【漫画の活用方法】
ゲームセンターで冊子として配布、子供向け雑誌に同梱
バンダイナムコエンターテインメント
家庭用ゲームコンテンツや業務用ゲーム機器、モバイルコンテンツの企画開発販売等を手がけています。
バンダイナムコスタジオ
家庭用・業務用ゲーム機、オンライン・モバイルを中心としたゲームコンテンツ制作の経験を活かし、幅広いエンターテインメントコンテンツの制作を手がけています。
アジアの子どもたちが誰でもゲームを楽しめるようにマンガで伝える
『アニマルカイザー』は日本で稼働した後、アジアに展開したゲーム筐体です。ゲームにより慣れ親しんでもらえるために、楽しみ方を紹介するチラシをゲームセンターで配布していたのですが、なかなか読んでもらうことが出来ませんでした。言語レベルの異なる人々が暮らすアジアにおいて英語の文章だけの説明というのも伝わりづらかった要因の一つかもしれません。そこで、内容を分かりやすく伝えられ、海外の子どもたちにも人気なマンガを活用してゲーム筐体をPRすることにしました! マンガ制作を依頼したトレンド・プロさんは、さすが広告マンガの専門の会社というだけあり、『アニマルカイザー』に登場するキャラクターを上手く描けるマンガ家さんと ゲームシナリオ制作が得意なライターさんとでチームを編成して魅力的なマンガを制作いただけました。 連載で何作も制作いただきましたが、スケジュールに遅れることなく安心してお願いをすることができました。 制作したマンガ冊子は、店頭で配布すると瞬く間に在庫がなくなり、興味津々で読んだマンガを子どもたちが家まで持って帰ってくれるようになりました。 また、Facebookにマンガを掲載してみると、こちらも好評で、他記事とも比べて多くの「いいね!」がマンガ記事に集まりました。
あえて日本語を残したマンガを制作!
海外の人たちの日本製への信頼はとても大きいです。そのため、マンガという日本らしいPR方法を用いつつ、さらに、マンガの中にもあえて日本語を残しました。マンガ内の吹き出しのセリフは、英語に翻訳していますが、「どん!」や「バン」といった描き文字の擬音はあえて日本語のままです。表紙のタイトルのロゴもあえて日本語を残しています。 タイトルロゴをすべて英語にしたこともありますが、その時よりも日本語を残したタイトルロゴを活用しているときの方が反応が良かったこともありました。
今後も海外向けに展開するゲームをPRする際には積極的にマンガを活用していきたいですね。
企画意図
エンターテイメント性の高い作品になるように、迫力のあるバトルシーンを描けるマンガ家さんとゲームシナリオが得意なシナリオライターとチームを編成。子どもが手にって「面白い!」と引き込まれる内容になるように仕上げました。
担当:伊勢村幸樹