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有名マンガとのコラボで圧倒的な認知を獲得!有名マンガコラボのメリットと導入の流れを解説①

現在、私たちの身の回りには情報があふれかえっています。新商品のPR、サービスの導入促進、あるいは官公庁による啓発活動など、伝えたいメッセージを確実にターゲットに届けることは、かつてないほど困難になっています。

せっかく多額の予算を投じて広告を打ち出しても、期待した成果に繋がらず、情報の波に埋もれてしまう――。そんな課題を打破する手法として注目されているのが、有名マンガとのタイアップ施策です。今回は、既存の広告手法が抱えるリスクと、マンガコラボがもたらす絶大なメリット、そして成功させるための制作フローについて徹底解説します。


情報過多の時代、広告費をかけても成果に繋がりにくい現状

デジタルデバイスの普及により、消費者が一日に触れる広告の数は数千件にのぼるとも言われています。

広告の「埋没」:CMやWeb広告の限界

テレビCM、Webのバナー広告、SNSのインフィード広告、さらには駅や電車の交通広告。あらゆる場所に広告が氾濫している今、ユーザーは無意識のうちに広告を「ノイズ」として処理し、視界から排除するようになっています。 どれほど優れた商品であっても、その存在に気づいてもらえなければ意味がありません。多くの企業が「認知の壁」を越えられず、多額の出稿費を浪費してしまっているのが現状です。

タレント起用による想定外の「炎上リスク」

これまで、認知獲得の王道と言えば有名タレントの起用でした。しかし近年、タレントの私生活や過去の言動がSNSで瞬時に拡散され、企業が意図しない文脈で炎上するリスクが高まっています。 不祥事やスキャンダルが発生すれば、多額の制作費をかけた広告が使用中止となり、ブランドイメージを大きく毀損させることにもなりかねません。不確実性の高い現代において、実在の人物を起用するリスク管理は、企業の広報担当者にとって極めて重い課題となっています。


有名マンガとコラボする4つのメリット

こうした背景から、タレントに代わる、あるいはそれ以上の「顔」として選ばれているのが、世代を超えて愛されるマンガキャラクターです。マンガ広告を有名作品とコラボさせることには、以下のような特有のメリットがあります。

①誰もが知っている作品が使われることにより目を引きやすい

国民的な有名マンガのキャラクターが登場するだけで、広告は「単なる宣伝」から「気になるコンテンツ」へと昇華します。慣れ親しんだキャラクターの姿は、ユーザーの視線を強力に惹きつけ、瞬時にブランドへの親近感を醸成します。

②ニッチな作品でもターゲットが合致していれば深くリーチできる

すべての施策に大ヒット作が必要なわけではありません。特定のコアなファンを持つ作品とコラボすることで、ターゲット層に「自分たちのことを分かっている企業だ」という深い共感を与え、熱量の高い反応を引き出すことができます。

③作品が持つ親和性により、「広告感」「教育感」が抑えられる

官公庁の啓発活動や企業の複雑なサービス紹介は、どうしても「堅苦しい」「説教くさい」と敬遠されがちです。しかし、マンガの世界観を通すことで、心理的障壁が下がり、内容がスムーズに受け入れられます。作品のキャラクターが語ることで、メッセージが「自分事」として届くようになるのです。

④ストーリー性を持たせることで共感を生み、拡散されやすい

キャラクターが製品を使ったり、問題を啓発するストーリーは、SNSとの相性が抜群です。「あのキャラがこんなことをしている!」という驚きや共感は、ユーザーによる自発的なシェアを生み出し、広告費以上の爆発的な拡散(バズ)を期待できます。


有名マンガとのコラボ成功事例

警視庁 東大和警察署 ×『ワタシってサバサバしてるから』:若年層への特殊詐欺防止啓発

深刻化する特殊詐欺被害に対し、警視庁 東大和警察署とトレンド・プロが取り組んだ有名マンガコラボ事例です。

2024年の詐欺被害額は前年比約1.6倍の718.8億円に達し、近年は高齢者だけでなく30代以下の若年層の被害も急増。従来の啓発活動では届きにくい若年層への周知が急務となっていました。そこでトレンド・プロは、X(旧Twitter)で圧倒的な知名度と「共感」を誇る人気作品『ワタシってサバサバしてるから(ワタサバ)』とのコラボレーションを提案しました。『ワタサバ』は2025年にNHKで実写ドラマ化もされており、SNS利用層以外にも幅広い知名度があります。

施策では、主人公・網浜奈美のXアカウントを活用し、書き下ろしのオリジナル短編マンガを配信。SNSでの拡散を狙った情報発信に加え、イオンモールでのアンバサダー委嘱式や防犯講演会の実施、警察署内への等身大パネル設置など、デジタルとリアルの両面で展開しました。

Xでは、

  • 総インプレッション数: 約810万インプレッション

  • エンゲージメント率:6.3%

  • リポスト数: 8,800件

  • いいね数: 62,700件

と大きな反響を呼びました。官公庁自治体の啓発コンテンツとしてはかなり高水準で、ユーザーからも多くの反応が得られました。

※データ提供元:リエゾンブックス

この活動は、難解になりがちな防犯情報を親しみやすく「自分事化」させることに成功。多大な啓発効果を収めたとして、東大和警察署長より網浜奈美さんとトレンド・プロへ感謝状が授与されました。有名マンガのキャラクターが持つ発信力を、社会課題の解決に直結させた好事例です。



トレンド・プロができること:戦略立案から権利処理まで一気通貫

マンガコラボは非常に強力な手法ですが、版権元(出版社や作家)との交渉や、作品の世界観を守りながら自社のメッセージを込める制作工程には、高度な専門知識が必要です。

トレンド・プロでは、長年のマンガ制作で培った知見とネットワークを活かし、有名マンガタイアップで生じる業務を全面的にバックアップします。

  • 最適な作品の選定と施策全体設計: ターゲットの属性や予算、解決したい課題を詳細にヒアリングし、数ある作品の中から最も効果的なコラボ先をご提案します。単なる起用にとどまらない、話題化を狙った施策設計も行います。
  • 版権元との交渉、権利管理: 出版社等との複雑な契約交渉や、著作権管理をすべて代行します。トラブルを未然に防ぎ、スムーズな進行をサポートします。
  • 書き下ろし・在版利用の制作進行: 広告専用の書き下ろしイラストのディレクションから、既存のコマを活用したクリエイティブ制作まで、作品の世界観を損なうことなく、広告効果を最大化する質の高いクリエイティブを行います。

マンガの力を、ビジネスの強力な加速装置に

情報が氾濫し、従来の広告手法が通用しにくくなっている今、有名マンガとのコラボレーションは、ターゲットの心に確実にメッセージを届けるための「最短ルート」となり得ます。

キャラクターが持つ「信頼感」「親近感」「ストーリー性」を味方につけることで、企業の課題解決や官公庁の啓発活動は、より豊かで効果的なものへと進化します。マンガ広告という枠を超え、一つの「体験」としてユーザーに届ける施策を、ぜひご提案させてください!

②へ続く


トレンド・プロ_マンガ制作部
トレンド・プロ_マンガ制作部
13,000件以上のマンガ制作を担ってきたトレンド・プロのマンガ制作部です。ビジネスコミック、プロモーション用のマンガ制作、マンガ広告、社員教育用のマンガ制作など多様なニーズにこたえるマンガ制作の編集を担っています。