アニメ制作の流れ
ここでは、アニメの制作工程を紹介します。同時に制作工程における確認のポイントもあわせて説明いたします。
アニメができるまで(発注から納品まで)
1.オリエンテーション
広告マンガ制作に必要な、使用目的、媒体、仕様、ご希望のマンガのタッチ、予算及び制作スケジュール等を伺います。
2.プランのご提案
オリエンテーションいただいた内容に基づき、広告アニメ企画書、企画概要、タッチ見本、お見積り、及び制作スケジュール等をご提案致します。
3.ご発注
弊社からの提案内容に問題がなければ、ご発注いただきます。
4.お手持ちの資料の受け取り
会社説明パンフレット・パワーポイントのデータ等、既にある資料をご提供頂き、それらに基づいてシナリオを制作いたします。
5.絵コンテ(ラフ)制作
シナリオに従ってアニメの設計図(絵コンテ)を作成します。ここでは細かく映像演出プランを立てます。
6.キャラクターデザイン
主要登場人物のデザインをご提案します。
7.キャラクターチェック
ご提案差し上げたキャラクターパターンから最終決定をお願いします。
キャラクター決定後は、形も色も決定したデザインを元に作画を進行しますので、ご要望がありましたら、この時点で修正の上、決定稿を作成します。
8.絵コンテチェック
原画の制作に入る前に、絵コンテの段階でアニメの内容を最終確認していただきます。 アニメは、基本的に原画完成後の修正は困難ですので、この段階でのアニメの内容のチェックは非常に重要です。
キャラクターデザイン画と絵コンテを合わせて、完成したアニメのイメージを想定しながら、チェックをしていくことがポイントです。
(これ以降の修正は、追加費用・時間がかかります)
9.素材の受け取り
コンテンツの実制作に必要な写真・パワーポイントのデータ・ロゴ・グラフなどの素材をご提供頂きます。
10.声優決定
候補声優のボイスサンプルから、キャラクターの声を決定していただきます。
11.録音台本制作
録音用台本を制作します。
12.録音
絵コンテ・録音台本を元に、セリフを録音します。
基本的に録り直しが不可能なため、立ち合いをお願いしております。
商品名の言い回しなど、直接その場で修正をご指示いただきます。
13.効果音準備
必要に応じてバックミュージックや効果音を準備します。
14.レイアウト
絵コンテの演出意図に沿って、画面レイアウト画を制作します。
15.作画
レイアウトに沿って、原画・動画・背景を、カットごとに制作します。
16.色指定
トレスの際の色を決めます。
17.トレス指定
アニメーション組みのために、トレスの際のレイヤー割りの指示書を作成します。
18.作画デジタル化
スキャンした作画を、色指定・トレス指定通りに、Adobe Illustratorのペンツールなどを用いて、ベクトルデータ化します。
19.アニメーション組み(オーサリング)
Flash上で絵コンテに沿って、音素材を乗せ、絵を合わせ、エフェクトをかけます。
20.確認
アニメーションが組みあがった時点で、内容確認・表現確認・動作確認を行っていただきます。 この後、必要に応じて修正、確認作業を繰り返します。 (通常は1~2回程度)
21.コンテンツ回り制作
Web配信の場合のヘッダーやバナー、CD-ROMの場合の版面デザインやパッケージデザインなど、必要に応じて付属素材を制作します。
22.完成
完成です。通常はデータ納品いたしますが、必要に応じて、CD-ROM作成などもお受けいたします。