【広告マンガの作り方①】プロットとシナリオの違いって?
こんにちは! クリエイティブ部です。
さて本日は、お客さまから、よく質問をいただく
プロットとシナリオの違いについてお伝えしたいと思います!!!
そもそもマンガの制作工程には
プロット→シナリオ→ネーム→仕上げ(モノクロorカラー)
があります。
プロットは、物語の筋・構想(あらすじ)を指します。
シナリオとは、脚本のことで場面の構成や
人物の動き・台詞など細かくわかるものです。
それでは、ここで日本の昔話『浦島太郎』で例えてみましょう!
プロットであれば…
あるところに浦島太郎がいました。
ある日、彼はいじめられているカメに出会います。
カメを助けた恩返しに竜宮城に連れて行ってもらいます。
太郎は、そのあと竜宮城に飽きて、地上に戻ります。
地上に戻った際に、竜宮城でもらったお土産の
玉手箱を開けると、おじいさんに変身してしまいます。
これを漫画に起こすとどうなるのでしょうか…⁉
実は……こうなります!!!
読者の皆さまはお気づきでしょうか。
そうです、台詞が特にないんです!!!
きっと浦島太郎も、こう思っていることでしょう!!!
では、続きましてシナリオはどうでしょうか?
舞台:日本(海辺の近くの村)
時代:昔
場面説明:浦島太郎の家。
テロップ:昔々、ある村に心の優しい浦島太郎という青年がおりました。
場面説明:ある日、海辺を散歩する浦島太郎。
子どもたちの声が聞こえてくる。
子どもA「やっつけてやるぞー」
子どもB「鳴いてみろー」
場面説明:子どもA、Bがウミガメを囲んで虐めている。
浦島太郎「君たち、カメを虐めてはいけないよ」
まだまだ話は続きますが
これを漫画に起こすとどうなるのでしょうか…⁉
う、浦島太郎がしゃべった~~~!
となるわけですね(笑)。
違いは、わかっていただけましたでしょうか!
次回はネームについて解説させていただきます!
お楽しみに♪