【社員教育】幅広い職種の社員にマンガ安全に啓発する
【漫画化の目的】
グループ全社員へ安全に対する考え方を啓発する
【漫画のターゲット(読者)】
ANAグループ全社員
【漫画の活用方法】
イントラネットでPDF配信
全日本空輸株式会社
「『安心』と『信頼』を基礎に」をグループ理念に掲げる、日本全国、そしてアジアを中心に世界中にネットワークを広げる世界有数の航空会社。
制作したマンガが関係省庁からも大絶賛!
社内向けの安全啓発マンガを制作しました。以前の教材は、専門用語が多く、かなり詳しく解説されていた為、初心者にはわかりにくかったので、「なんとかしなければ!」とずっと思っていました。私自身大のマンガ好きということもあるんですが、ちょうどその頃、社内で若者は活字を読まないという声を聞いたり、他の企業さんも最近マンガをよく活用しているのを見たりしたので、「やっぱりこれからはマンガかな!」と思いマンガの教材をつくることにしたのです。
結論から言うと、この考えは大正解でした!毎年、私たちは国土交通省など関係省庁にどのような教育活動を行ったか報告をしているのですが、今年はいつも以上に注目されたんです。中には、「僕も文字だったら読まないけど、これ(マンガ)だったら読むな」とおっしゃる方(たぶん40代?)もいらっしゃいました。最終的には「私たちもやってみたい」とまでおっしゃるので、思わずトレンドさんを勧めてしまいましたよ。(笑)
また、今回のマンガには私が「おバカ」キャラクターとして登場するのですが、大阪から出張に来た上司の方から「君を知らんモンは大阪地区にはおらんで~!」と言っていただきました。みなさんに読んでもらえるだけでなく、みなさんの記憶に残るものができたようです。
「マンガにすれば読んでもらえる」という考えは大間違い
トレンドさんの魅力は、何と言ってもシナリオの提案力です。最初は、私がシナリオを考えてトレンドさんに提案したんですが「青木さん、それでは読んでもらえませんよ!」と言われてしまいました(笑) やはりいつも教える側の私がつくろうとすると、読む側の視点を忘れてしまって、とにかく伝えたいことを盛り込むことに力が入ってしまうんですよね。そんな時にトレンドさんは、現場取材を行い私たちのニーズをきっちり把握した上で、ストーリーの提案やアドバイスをしてくださったので、本当にわかりやすいものをつくることができました。これも、経験やノウハウの豊富なトレンドさんだからこそできる『ワザ』だと思います。実は、トレンドさん以外も発注先として検討をしていたのですが、もしお願いしたところが私の考えたシナリオをそのままマンガにするだけだったら…恐らくとても陳腐なマンガになっていたんじゃないかと思いますね(笑)
今回のマンガは社内外からとても好評だったので、今後はマンガを他の社内の周知ツールにも活用していけたらと思っています。例えば社内報は、インパクトのあるマンガを使えば、より多くの方々が手に取ってくださるかもしれませんね。マンガを目当てに、コレクターが出てくるような社内報になったら…面白いんじゃないですかね(笑)
マンガ制作担当スタッフの企画意図
幅広い職層に伝わる設定、内容を構成することに腐心しました。
担当:三好裕紀(トレンド・プロ)