【社員教育冊子】設立から再建までをマンガで表現し志を伝える
【漫画化の目的】
新入社員に創業から社長人物像まで知ってもらうため
【漫画のターゲット(読者)】
ナプロアース社員全員
【漫画の活用方法】
社員教育冊子として配布、HP掲載
株式会社 ナプロフクシマ(ナプロアース)
自動車及び自動車部品の販売に輸出、買い取り、レッカーサービス、ガラス修理、オイル、添加剤などの販売からインターネットによる通販、コンサルタント、またフランチャイズ事業も展開している。
F311にこめられた思いとは…
タイトルのF311は『福島県で起こった東日本大震災の3月11日を忘れない』意味を込めて決めました。
もしかしたら僕も死んでいたかもしれなかった…だから生き残れたことには何か意味があるように思えてならないんです。
震災は改めて自分の人生について考えるきっかけになりました。
そして、若い世代に伝えたいことが沢山あったことに気付かされたんですよね。
まずは自分と一緒に頑張ってくれている社員にもっと僕のこと、会社のこと、今後のことを伝えたくなりました。言葉だけでは伝わらない思いをどう表現するか考え、マンガに着目しました。
どうせやるなら皆の印象に残るものを作ってみようと思った結果、マンガに思いを詰め込んでみることにしたのです。
従業員に伝えたいことを伝えることができた!!
東日本大震災の影響で突然の営業停止に追い込まれました。震災後も残ってくれた3分の1の社員と共に再起を図るしかありませんでした。
再起のために新たに募集した社員たちにも自社のカラーをいち早く深く知ってもらうためにはどうすべきなのか本当に迷いました。
募集して集まってくれた社員たちは若い世代が中心でした。彼らに早く会社の雰囲気や目指している方向性を理解してもらうために何を使えば一番効率がいいのか悩みぬきました。結果、思いついた方法がマンガでした。
僕の人柄、会社の歴史、いろんな事が分かってもらえたうえで働いてもらえる。それができればお互い非常にやりやすい環境になると思うんです。会社の良いところも悪いところも先に知ってもらったうえで働いてもらえた方が離職率の低下にも繋がりますしね。
社員たちの反応が思いのほか良かったので今後は10年以上勤続してくれている幹部たちのマンガも作ってもらおうかと考えているぐらいです(笑)
当社にマンガ制作を発注したのは何故か?
実は一度、他のマンガ制作会社に発注をしようと話しを進めていたのですが、以前『モテる会社』という本を読んでいた時にマンガ制作会社としてトレンド・プロさんの話が出ていたのを偶然思い出したので連絡をとらせていただきました。
本書では『「モテる会社」になると、お客さんがファンになり、得意先や取引先から応援され、働く従業員が自社に誇りを感じます。また経営者自身が深い満足感を得ることができます。』という内容が書かれていました。それは、まさに当社が目指す理想の姿なのです。
担当スタッフの企画意図
経営理念の背景にある池本社長の思いや、そこに至るまでの会社の歴史をドラマチックに表現しました。多くの方に読んでいただけるよう、解説ページなどの構成も工夫しました。
担当:岡田光太郎(トレンド・プロ)