【自社ブランディング】見えにくい社風・自社の強みをマンガで広く伝える
【漫画化の目的】
企業ブランディングの一環として、社風、自社の強みを伝えること
【漫画のターゲット(読者)】
お客様、株主、新卒学生など
【漫画の活用方法】
自社ホームページにて公開
新日鉄ソリューションズ株式会社
新日鉄の製鉄業のシステム開発で培った技術とノウハウをDNAとして、製造、流通、金融、など幅広い業種のシステム開発を手がけるシステムソリューション会社
マンガだからこそ伝わった弊社の強み
弊社の事業はBtoBのシステム開発です。システムは形のあるものではありませんし、開発のプロセスも外からはわかりませんので、弊社がどんな仕事をしていて、どんな人たちが働いているのかよくわからない、という話を頂戴します。そこで、弊社をよりよく知っていただこうと弊社の特徴をHPに掲載しようと考えました。その特徴とは「誠実」「粘り強さ」「逃げない」。これはこれまで多くのお客様から弊社を評する言葉としていただいたものでしたので、どうにかして伝えたかった。でも、文字で書いてみるとどうも胡散臭い。「当社は誠実です」と書いてあってもかえって信じてもらえないですよね。
そこで、もっと人の心に届くツールで弊社の強みを伝えられないかと行き着いた先がマンガでした。題材は社内報で連載していた、「奮闘の軌跡」という特集記事。弊社の今日を裏支えする代表的なプロジェクトを紹介した、いわば弊社の「プロジェクトX」なんです。これをマンガ化すれば、社員の努力や誠実さが必ず伝わると思いました。
ホームページで公開後、お客様や社外の方々から「社風がよくわかって親近感が湧いた」「システム開発って案外人間くさい仕事なんだ」といったお声をいただき、実際に伝えたかったことがお客様に伝わっていると実感。本当にマンガを使ってよかったと思っております。
楽しくてマンガ制作が病みつきになりそうです
「奮闘の軌跡」の記事を作っている時に感じたのですが、文字で詳しい内容を伝えようとすると、かなり細かいところまで描写が必要で、とても苦心しました。特に登場人物がその瞬間感じていることを文字で表現しようとすると、文学的センスが問われてしまいます。
しかしそれがマンガになると、文章では描ききれなかった表現がすんなり絵だけで表現出来るんです!まずそれに感嘆しました。(笑)ちょっとした表情の変化で彼らの真剣さ、焦燥感が伝えられたり、はたまた達成感がこちらまで伝わってきたり。実際の出来事にプラスして、社員の気持ちや考え方にまで着目して描いていたことで、登場人物たちはまさに弊社の社員そのもの。どんなセリフを言わせ、どんな表情をさせるか、マンガ制作のプロセスが楽しみになっています。
マンガ版「奮闘の軌跡」はすでに6作ほど作ってきました。これまでは既存の記事をマンガにしましたが、今後は是非取材から関わっていただき、共に素晴らしい作品をつくりあげたいと思っております。
担当スタッフの企画意図
ともすれば専門用語の飛び交いがちなシステム開発の現場の物語を、できるだけわかりやすい言葉を使って表現できるよう配慮しています。
担当:棚原響子(トレンド・プロ)