【高専PRマンガ】エンジニアの姿をマンガで紹介
【漫画化の目的】
小中学生を対象に「エンジニアの仕事とはどんなものか」をわかりやすく伝え、興味喚起を促し、高専という存在を広報する
【漫画のターゲット(読者)】
小学校高学年~中学生
【漫画の活用方法】
・各高専の学校説明会やオープンスクールなどのイベントで配布
・各中学校への配布
松江工業高等専門学校
島根県松江市にある日本の国立高等専門学校(1964年に設置)略称は松江高専。 高専ロボコン全国大会入賞常連校である。
少子化の中で生徒を集めるためにマンガで訴求
少子化のあおりを受け、どこの高専(工業高等専門学校)も生徒集めには苦心しています。そこで、情報発信戦略の一環としてエンジニアの仕事がどういうものかを伝えるマンガを作ることにしました。実は、以前にも高専卒のエンジニアのインタビューをまとめた冊子を作ったことがありました。しかし、文字ばかりのものでしたので、大人には受けが良くても子供にはなかなか読んでもらえませんでした。マンガなら、子供たちにもエンジニアの姿をリアルに伝え、自分も「こうなりたい」と思わせることができるのではないかと考えました。マンガ冊子が自分の将来を考えさせるきっかけになれば、高専の広報としても成功です。
小冊子にサイトにポスターに・・・マンガが大活躍!
いくらマンガにするといっても現実とはかけ離れた、大げさなものにはしたくありませんでした。偉人伝のような話はエンターテイメントとしては確かに面白いかもしれません。しかし、子供たちが自分ごととして感情移入することはできません。そこで、現役のエンジニアに取材を行い、リアルなエピソードを集めました。取材した内容が物語になり、絵がつき、マンガになっていく過程には興奮しました。内容の確認は自分の子供たちにも手伝ってもらいました。結果、狙った方向性の作品にすることができて満足しています。小中学生向けに配布するだけではなく、他の高専からも「生徒たちにも読ませたい」という声が寄せられています。
担当スタッフの企画意図
徹底した取材を行い(時には海外まで!)「リアルなエンジニアの姿」をストーリーに織り交ぜ、小中学生にわかりやすい作品になることに注力しています。
担当:浦田雅子(トレンド・プロ)