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漫画制作を依頼するなら編集プロダクション?それともフリー?

企業が漫画制作を依頼する際に迷いがちな要素の1つとして「編集プロダクションに依頼するべきか、もしくはフリーの漫画家か…?」が挙げられます。 この記事では編集プロダクション、フリーランスそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。漫画制作の依頼先に迷った際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。


フリーランスに依頼するメリット・デメリット


■〈メリット〉

・編集者が関わらない分、安く依頼できる

→編集プロダクションに依頼する場合、漫画制作費には漫画家の人件費に加えて編集者の人件費も含まれています。一方で、フリーランスの場合は作家個人が編集の役割も担い、制作に関わる人数を減らすことで費用を抑えられる作家も多いです。

・漫画家がお客様と直接対応するため、比較的スピーディーにやり取りができる場合も

→編集プロダクションに依頼する場合はお客様と漫画家との間に編集者が入ってやり取りしますが、フリーランスの場合は漫画家に直接連絡できるため制作がスピーディーに進むことも。ただし漫画編集経験がないお客様が「制作意図・目的に合わせた具体的な演出の修正指示」を漫画家に相談することは非常に難しいため、お互いのイメージのすり合わせには注意が必要です。

■〈デメリット(リスク)〉

・社会人経験が少ない漫画家が多い

→フリーランス漫画家の中には会社勤めの経験がない方も多くいらっしゃいます。社会人経験が少ない場合、一般的なオフィスの様子やデスク周りなど、リアリティのある仕事風景をイメージして描くことが難しくなります。そのため「ビジネスシーンを知っていて当然」と思って依頼するのではなく、制作依頼時に写真などの参考資料をしっかりと共有しておくことが求められます。

・企画、提案ができる漫画家が少ない

→どんなに素敵な絵を描ける漫画家でも、エンタメの商業漫画で求められる機会が少ない「お客様の要望・目的を作品に落とし込む」作業については苦手意識を持たれる方も多いです。
広告漫画において重要なのは「絵の上手さ」だけでなく、いかに企画意図、目的に沿った見せ方、演出を漫画表現に落とし込み、漫画を使ってどのようにプロモーションをしていくかが特に重要です。そのため、「企画・提案ができるかどうか」は制作依頼先を決める際に十分考慮しておきたいポイントとなります。

・予期せぬトラブルが起こることも…

→フリーの場合、漫画制作で多忙な中で自己のスケジュールも管理しなければならないこと、お客様の都合でスケジュールが常に動くことに伴い様々なトラブルが起こる可能性もあります。例えば、他の案件と制作期間が重なってしまい、納期に間に合わない…等々。様々なトラブルを想定したスケジューリングをしておく必要があるでしょう。


以上がフリーランスに依頼するメリット、デメリットになります。フリーランスに依頼する際は、十分な社会人経験、販促物の制作経験があり、さらに個人で企画構成を作ることができる漫画家に依頼することをオススメします。また、お客様の社内に漫画編集経験がある社員がいらっしゃる場合も上記デメリットを解消できるかもしれません。


編集プロダクションに依頼するメリット・デメリット


■〈メリット〉


・編集者が関わるため、安定したクオリティを担保できる可能性が高い

→お客様から上がってきた要望を具体的な演出指示に置き換えて漫画家に伝え、制作のサポートを行い、原稿のクオリティチェックをする…などの様々な業務をこなす編集者が間に入ることで、安定したクオリティが期待できます。

・炎上リスクを避けるためのチェック体制がある

→SNSが普及した現在、炎上のリスクに対して細心の注意が必要です。編集者が様々な観点からチェックすることで、炎上リスクを下げることができます。

・分業制のため、短納期で対応可能

→納期までの期間が短いご依頼の場合、編集プロダクションでは複数の作画スタッフが作業を分担し、各工程を同時並行で進めることでご希望の納期に間に合わせることが可能です。依頼していた漫画家に何かトラブルがあり途中で描けなくなった場合にも、別の漫画家を急遽アサインすることで対処するフォロー体制も整っています。

・漫画だけでなく広告、販促のプロでもある

→編集プロダクションの強みの1つとして、お客様の目的に沿った結果を出すノウハウが蓄積されていることが挙げられます。ただ面白い漫画を作ればいいというわけではなく、お客様が漫画を活用することで得たい結果に合わせて、最適な企画・提案を行うことも求められます。

■〈デメリット〉

・費用はフリーランスよりも高くなる

→先ほども触れましたが、編集プロダクションに依頼すると漫画家だけでなく編集者の人件費も制作費に含まれるため、フリーランスよりも高額になるケースが多いです。

・登録漫画家数が少ない企業だと、クオリティの高い漫画家をアサインできないリスクも

→作画クオリティが高い漫画家は、次々と制作依頼が舞い込むため常にスケジュールが埋まっている方も多いです。そのため、ご希望の漫画家が忙しければ、その方に依頼することが叶わない場合も…。「登録漫画家数の多さ=選択肢の多さ」ですので、登録漫画家数が少ない編集プロダクションだと、クオリティの高い漫画家をアサインできないリスクがあるため注意が必要です。



漫画制作を依頼する際に、編集プロダクションを選ぶかフリーランスを選ぶかでメリット・デメリットは異なります。考える際にポイントとなるのは「編集者が必要かどうか」です。上記メリット・デメリットをぜひ参考にしてみてくださいね!

トレンド・プロ_マンガ制作部
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